2012年12月 6日
かれこれ5年ほど前になるでしょうか?
千葉の幕張メッセにて農業資材展が行われた際に出会ったのがきっかけで
「リサール酵産」
とお取引する様になりました。
粘土質の強い当地区で、土壌改良を効率的に行うことができないだろうか・・・そんな疑問に答えてくれたのが
このカルスNC-R
我々は米や麦、大豆といった穀物も栽培しているためにそこから生まれる副資材
籾殻を上手く使ったら良い!
このカルスNC-R
ヨーグルトでお馴染みの乳酸菌や日本酒・ビール・ウィスキーなどでよく聞く酵母菌を主体とした嫌気性複合微生物資材であります。
毎年メロンハウスに入れますが
通常籾殻はガラスでお馴染みケイ酸が強く分解するまでに2年~3年程要しますが、このカルスを投入することでほぼ1年で原型がなくなります。
実際に投入した祭の写真バーク堆肥の上だとわかり易いですがこのグレーになったものが微生物資材
未熟の有機物を土の中にすき込むのを嫌がる農家の方は大変多くいらっしゃいますが、これは土中で堆肥化します。
有機物をカルス菌が分解する過程で発生する酸素、水素、炭酸ガス、エチレン、サイトカイニン、アミノ酸、ビタミン、有機酸などの働きで、団粒構造、生育を順調にすすめると同時に土壌病害などの発生する畑を改善し、連作障害を軽減してくれることを目的に投入しています。
すべての有機質が入りましたので
ドラクターにて耕起し
土壌水分が少なかったため潅水し
硬盤破壊の作業を行えば冬ごもりです。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.kandoumelon.jp/cms/mt-tb.cgi/160
「熱しやすくて冷めやすい」そんな性格の若手百姓です。自分自身にプレッシャーを懸けながら、日々精進しているつもりではありますが……。
コメントする