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感動メロンプロデューサーブログ

寝ても覚めても感動メロン!
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感動メロンとワイン

2010年6月20日

毎日うっとーしい梅雨空が広がっております。この時期は、メロンつくりにとって最も厳しい条件の時期といえます。というのも、空間湿度が高く、交配前の段階であれば軟弱徒長の心配が、収穫間近の場合は糖度上昇が進まないという恐れが予想されます。

対処策としては、できる限り換気し空間湿度を下げることです。暖地の連棟ハウスであればサイドだけでなく、つま面もあけ風の通りを良くしてあげることが大切です。

 

 現状のお話はさておき、今というより今更ながらワインの本を読んでます。結構これが、この感動メロンプロジェクトの運営に大きなヒントを与えてくれます。

 ワインつくりの始まりは良質なブドウ作りから始まります。そのブドウにはさまざまな品種があり、その品種ごとに香りや味がことなります。また、同じ品種であっても、作る場所、作る人によってその出来栄えは一つとして同じではありません。このことがワインの多様性のミナモトなのです。(本の受け売りですが・・・・・)

つまり、メロンもおなじで、作り手、気候、風土によって味は変化します。特に、私どもが日ごろお世話になっている熊本県では、干拓地の八代と台地の鹿本地区では味わいが異なります。

感動メロンプロジェクトの条件の一つが地産地消です。日本全国どこでもメロン栽培は可能ですが、ワインのブドウ作りの様に、一つとして同じものはありません。この違いをたしなむ「ワイン紀行」ならぬ「メロン紀行」をいつの日か実現させたいです。

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