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メディアで紹介されました

『全国農業新聞』(2011年5月6日号)で紹介されました

感動メロンプロジェクトが提案している「空いたビニールハウスを活用したメロン栽培」が、『全国農業新聞』で紹介されました。ハウス栽培のメリットや、プロジェクトについても触れられています。

掲載全文

稲育苗後のハウス 遊んでいませんか
活用法にメロン栽培提案

奈良県田原本町の㈱松井農園は、春から夏にかけあまり使われなくなるビニールハウスの有効活用法として、メロン栽培を提案している。昨年から始めた取り組みで、メロン栽培がほとんど行われない長野県で実践する農家も現れている。

作期短く夏には収穫
挑戦する農家をサポート

 水田地帯では、水稲育苗用のビニールハウスのある農家も多い。育苗後、空きハウスを活用し作物を作る農家もいるが、実際には空いているケースもかなりある。
そこで、スイカとメロンの種子の販売を行っている松井農園では、「ビニールハウスを持っていて何か始めたい人は、ぜひメロン栽培に取り組んでみては」(松井邦彦専務取締役=35)と働きかけている。
 松井農園がこうした提案を行うのは、メロンは定植後約90~100日で収穫でき、秋の作物の定植時期にも影響しないため。秋以降、葉菜類栽培にハウスを利用する場合でも、夏場の活用方法に苦慮するケースが散見されることにヒントを得た。
 松井さんは「メロンの作期や作業性を考慮し、上手に組み合わせることが重要。田植え後の定植でも、ギフト需要の高まるお盆頃には収穫できる」とメリットを強調。実際に農家からも、①夏に作るものがない②メロンを作ってみたい③品目を増やしたい──など、ハウスの有効活用に対する動機が様々挙がっているという。
 しかし、メロンは露地栽培が難しく、奇麗な網目模様を出すには、適正な温度・湿度管理が重要となる。
 こうした「メロン作りは難しい」という声に応えるため、松井農園では、「感動メロンプロジェクト」に取り組み、メロン栽培をサポート。ホームページでは、種まきから収穫までの工程を動画で公開している。
 松井さんは、「日本には、いいメロンを作ることが出来る産地が多い。こんなに美味しい物が出来たと、作る人に感動してもらいたい」と力を込める。

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