ホーム > 感動メロン感動メロンプロデューサーブログ > メロンの硬化期〜ネット発生期におけるポイント
感動メロンプロデューサーブログ
寝ても覚めても感動メロン!
イベントやメロン情報、日々の徒然などを綴っています。
メロンの硬化期〜ネット発生期におけるポイント
2019年6月24日
奈良県田原本町松井農園の感動メロンプロジェクトです。
今日は、メロンの硬化期〜ネット発生期のことを書きたいと思います。
交配から約15日後、5日間ほどの硬化期があります。
硬化期とは、果実の外皮が硬くなっていく段階のことです。
交配から13日後くらいから、夜間の温度を徐々に下げていき、日中は26〜27度、夜間は12〜13度が理想です。
換気をして風通しを良くすることも大切です。
温度管理、湿度管理をすることにより適正な「硬化」が起きます。
果実の表面がなめらかで、白っぽくなり、爪で弾くと「カンカン」と高い音が鳴るのが硬化期の目安です。
硬化期についての詳しい動画はこちら→感動メロンの作り方〜硬化期
硬化期が終わると、いよいよネット発生期です。
交配から約20〜22日くらいで、果実の中身が太ろうとし始めます。
しかし硬化期に外皮が硬くなっているため、ひび割れが発生します。
それがネットの発生です。
ネットは縦にまず入り、そのあと横に入るのがスムーズな発生です。
ここでのポイントは2つです。
①急に大量の水を与えないこと
外皮が硬くなっているので、大量の水を与えると果実が割れてしまうことがあります。
②朝方の湿度を高くすること
外皮が柔らかくなり、きれいなネットが出やすくなります。
ネットの発生が安定してくると、徐々に水やりをするようにすると木が活性化し、ネットもきれいに進んでいきます。
収穫まで温度、湿度管理に気をつけましょう!
ネット発生期に関する詳しい動画はこちら→感動メロンの作り方〜ネット発生期
松井農園では、現在バンビーナのご予約を受け付けております!
ご予約はこちらから!
感動メロンプロジェクトでは、感動メロンの栽培で行き詰まった時に相談できるヘルプデスクをご用意しています。
LINE@では、松井農園より栽培に関する情報を配信したり、感動メロンの栽培に関する相談を、1:1トークでリアルタイムに相談ができます。
ヘルプデスクは、メールまたは、FAXでも相談を承ります。
感動メロンプロジェクトにご参加いただき、一緒にメロン栽培の楽しさと感動をあじわいましょう!
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.kandoumelon.jp/cms/mt-tb.cgi/312
プロフィール

- 全国にメロンを通して、感動を伝えたい!と日夜考えています!!
- プロフィール
- 氏名:松井邦彦
- 自己紹介:前職は銀行員。「新たなものを生み出す」実家の魅力を再確認し、農学を学ぶためアメリカに留学後、メロンの品種開発に専念。夢は、自分の作ったメロンの品種を通じ、疲弊した地域の活性化のきっかけにすること
コメントする